品薄状態のキューバシガー

一昨年前より徐々に影響が見えだし、2022年現在ではかなりのキューバシガーが品薄な事態になっています。ブランドに限った事ではなく全体的な傾向で、ワインの収穫のごとく良葉の不良のように見られがちですが、いや実際、結果的には不良という事になりますが、根本はコロナの影響と見て間違いないかと思われます。キューバシガーは古来伝統の製法が守られているので大きなマンパワーが必要になりますが、安定的なマンパワーが維持出来なくなった流れで生産は勿論の事、品質管理面など多岐に渡り影響が出た結果が現状かと見られます。

キューバ産以外の葉巻も同じように生産が安定していませんが、キューバ産ほどではない印象です。ドミニカ産などで米国他向けに生産されている葉巻は近代化された生産ラインで作られているので、ほぼ全てがマンパワーのそれと違い、アップダウンはあるもののなんとか生産維持が保てている状態です。キューバ産のように生産がストップ状態のものもありますが、多くは何とか稼働させている状況です。

一般論的な解釈でいきますとコロナは変異と共に弱毒化し風邪などと同じ扱いになるとの見方ですが、どのような変異が未知に影響するかはわかりません。ですので供給がどう回復するかは今の状況ではなんともわからない流れが続くと思われます。

まだこのような状況ですから、ひとつ前向きに、普段吸う葉巻がなかなか復活しないのであれば、これいい機会と他のシガーを試すいいタイミングととらえて楽しんでいきましょう。

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