カラーの視覚的要素

葉巻画像では実物のリアルな色合いが難しい部分があります。現在は加工ソフトなどもありますがそれでは本末転倒なので、光加減を注意しながら撮りますが、プロカメラマンの領域には難しいものがあります。また自然のものですので画像のものと購買したものとは微妙に変化が見られるかもしれません。

とはいえ製造工場での色の選別は5,6種類などでなく数十種類区分けした上で製造されているのでボックスを開けた段階で見事に色合いが整っています。少しイメージしてみるとなんとなく想像できると思いますが、最初は明るい緑色の葉が徐々に褐色していくようにシガー毎の色の違いが楽しめます。イメージも若い緑色の時よりも褐色したものの方が落ち着いた深い感じのテイストを想像してしまいます。この辺りは人間の視覚的要素なのかなと個人的に感じています。

実際、ある葉巻のナチュラルなものと同じシリーズのマデューロがあったとして、マデューロの方が深いテイストと感じる方が多いのではないでしょうか。私もそうです。ただこれは中身となるバインダーやフィラーが全部そうではなく一番外側部分のラッパーだけなので、やはり視覚的要素といった部分は多分にあるのかと思います。

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