オリンピックでスケートボードが競技に加わるとは思いもしませんでした。長い年月を経た中で新たな注目競技の模索からなのか、若年層への興味模索からなのか分からないですが、個人的には楽しく見る事ができました。凡そ40年以上も前になるでしょうか、第一次と呼んでよいか分かりませんが、日本で大々的に流行りだした時期があります。

私もゴタボウに漏れずでしたが当時はパークなどという素晴らしい施設はほぼなく、あっても遠い場所にあるなどで結局自宅の周りで滑っていました。近所の友人やその兄弟と色々と障害物を工夫したり、坂道を下っていく際には下で車の往来を見るなど、まあ今の時代からしますと、とてつもなく危険な遊び風景だったと思います。テクニックも現在のような足と板をくっつけたまま飛ぶオーリーなどはなく、飛ぶことのないチックタックや回転、ウィリーなどだったと思います。

実はあくまでも運動不足解消レベルですが、今でも時折乗る時があります。車のトランクに一台積みっぱなしであるのですが、週末、時間のある時の午前中や夕刻に近くの海辺に行き、そこにある長い防波堤沿いのコンクリート道をひたすら滑るといった感じです。そしてリラックスタイムはそのあと誰もいない防波堤沿いで葉巻をゆっくりと燻らす事です。

なかなか周りを気にせずに吸える場所はないので、この海辺は私にとって貴重な場所です。風で香りがすぐ飛ばされることもあれば、潮風と混ざり合ってなんともいえない至福の香りであったり、かなり個人的な楽しみではありますが。
みなさんは独特の楽しみ方はあるでしょうか。