小ぶりのティンシガー辺りなら別ですが、コロナサイズ以上となる場合は葉巻単体では単調になるといいますか、大体はアルコールと合わせて楽しんでしまいます。
わたし的にはバーボンがほぼほぼを占めますが、ポートランドにいるシガーマイスターは終始ビールです。ビール・シガー・ビール・シガー。最後までです。こちらにポートランドの地ビールを多数持ってきてビールバーを開こうと言い出す位のビール通です。もちろんその案は保留です。
私はほぼバーボンと合わせると先に書きましたが、スタートはカクテルで始まる場合も結構あります。自身が単純なので大体決まってジンリッキーかウォッカリッキーです。
ウォッカは基本スミノフですが、少し個性のあるズブロッカ、米国のスカイなどなど気分でお願いしますが、ジンはタンカレーです。偏屈なこだわりでもなんでもなく単に好きなんでしょう。人生で飲んだジンの9割はタンカレーだと思います。なんといいますか、その洗練感とジュニバーベリーなどが醸し出す独特の香りがシガーによく馴染むような印象です。
よく合わせるのがコイーバコロナやオリヴァNO.4、ロミオのNo.4などコロナ系が多いでしょうか。
タンカレーにはノーマルのものよりちょっとお高いNo.10があります。タンカレーの蒸留所は11ヶ所あり、そのうち10番目の蒸留所で作られるものがNo.10なのでこの名称です。贅沢な葉巻は贅沢なNo.10で楽しむのがちょっとした喜びです。少々嫌味に聞こえるかもしれませんが・・ちょっとした喜びです。