先日、グアム時代の友人が、本土で会議に出席したついでにシアトルに数日滞在するということで、久しぶりの再会になりました。
若かった頃はどんなに酒を飲んでも全く崩れなかった彼も、現在ではコレステロールと血圧の薬が手放せなくなっており、年をとるのは怖いものだと考えさせられました。
初日の夜は、シアトルダウンタウンにあるブルックリンという名のシーフード専門店で、オイスター(生牡蠣)の前菜をあてにマーティーニを数杯流し込みました。
私がアメリカ北西部で養殖されているオイスターの中で一番気に入っているのがKumamotoオイスターです。
どう考えてみてもこの英語のKumamotoは“熊本”だと思うのです。
多分そのむかし、日本の熊本から牡蠣の種を持ってきて誰かが養殖を始めたのでしょう。
この熊本オイスター、小粒でとてもクリーミーな上品な味わいを持っているのです。
日本では一度もこの熊本産の牡蠣など見たことが無いので、多分もう日本では生産していないのかもしれません。
オイスターとマーティーニを充分楽しんだ後は、二人でロッキーパテルを燻らしながらシアトルの夜の町に出かけました。
こうして友人と昔話に花を咲かせながら楽しむ葉巻は最高です。
友人、オイスター、マーティーニ、ロッキーパテルとてもいい感じのシアトルの夜でした。