今日は大学の仕事を早めに切り上げ、夕方の4時には家に帰ってきました。
妻が帰宅するまではまだ少し時間があったのでオリヴァセリーVに火をつけました。
中庭の芝生の上でごろごろしている猫を見ながらゆっくりと葉巻を味わいました。
季節的には丁度春と夏の間、熱くのなく寒くのないこの時期は、外で葉巻を楽しむには最高の季節です。
それにしてもオリヴァセリーVという葉巻は本当に美味しい葉巻です。
ほのかな甘さと完璧ともいえるドローが、葉巻本来の持つ深い香りを最高の感覚で楽しませてくれます。
庭の椅子から宙を仰げは少し陰りのある雲と初夏を感じさせる深い蒼色の空。
南米の大地で育った最高のタバコの煙。
これらが微妙に混じりながらゆっくりと時間の中に解けていきます。
日々の忙しい仕事もいろんな思いも、この瞬間には手品のように流れ去り、自分だけに許された時間が訪れるのです。