先週は日本へ里帰りをかねて出張でした。
成田から羽田経由で神戸空港に着いたのは、すでに九時を回っていました。
思えば私が始めてアメリカに渡った頃は、成田開港を控えて過激派と機動隊がにらみ合っている時期で、成田ではなく羽田からロサンゼルスに飛びたちました。
今年は帰省と桜の時期が偶然にもうまく重なり、神戸と東京で桜を楽しむことができました。
神戸では芦屋川沿いの桜を楽しみ、東京ではオフィス近くの目黒川沿いの桜並木を見て回りました。
路上禁煙が叫ばれる日本の道で、さすがにこの桜の時期に葉巻をふかしながら桜並木の下を闊歩するのも気が引け、葉巻なしの散歩となりました。
誰もいない桜の木の下で、静かに葉巻を楽しんでみたいものだと思うのは、多分私だけではないと思います。
アメリカの自宅に植えている6本の桜の木は、まだ小さく花見というより桜の観察といった感じです。