先月ニューオリエンズで開催されたIPCPR総会から帰ってきてから、色々と資料を整理していて考えたのですが、数多くある南米産葉巻もそれぞれが特色を持たせており、その葉巻メーカーの持つ色を日本の葉巻愛好家の皆さんに伝えられたら、もっと葉巻が面白くなると思います。
個人的にはキューバンブランド以外のCAO, Rocky Patel, Oliva, Acid Cigarの4社の葉巻が気に入りました。
CAO はモダンな近代的ないわゆるクールな感じのブランドです。
Rocky Patelは高級感を持たせながらも、イメージ的にはちょっと葉巻の世界では異端児、有名ブランドに自社ブランドで挑戦し続ける感じです。
Olivaは高級正統派。
バンドの雰囲気からすべてにおいてしっかりした葉巻を確実に作り続けるメーカーといえます。
Acid Cigarはまだ日本には入れていませんが、アメリカでは人気の高いフレーバーつき葉巻を得意とするメーカーです。
葉巻メーカーとしては珍しく若者をターゲットとしているため、イメージにはバイクを使用しています。
雰囲気的にはちょっと危険な遊び心といった感じでしょうか。
葉巻として考えた場合これらのメーカーの作る葉巻は、キューバ産葉巻と比べてもひけをとるものではありません。
その場の雰囲気と気分で葉巻のブランドを変えてみる、そんな葉巻の楽しみ方を考えてみるのも面白いと思います。